こっそり支援

富山県を中心に北陸をこっそり応援するブログ。

神通川ダム群

岐阜県から富山県の中央を流れる神通川、その県境周辺にある北陸電力水力発電用ダム群を撮影してきました。
3つが連なっており、上流から神一ダム、神二ダム、神三ダムとなってます。
初夏以降は緑の綺麗な渓谷となり、秋は紅葉の見所としても話題になる地域ですが、今日はあえて大雨警報の中、撮影に行きました。


まずは神一ダムから。

群の中で一番落差の大きいダム。周辺の渓谷も険しい風景となっているため、特に重厚感あります。この日は特に放水量が多くなってたため、迫力ある風景となってました。
撮影は下流側に橋が架かっており、交通量も少ないので手軽に撮すことができます。橋の下流側は片路峡と呼ばれ、こちらもまた風景地として親しまれてます。

この日は重々しい雰囲気でしたが、天気の良い日は青空と緑が特に美しくなる渓谷。


ここから数キロ下流に行くと、神二ダムがあります。富山県側から国道41号線岐阜県に向かいとこのダムが最初に見えてきます。

このダムは下流4キロの所に神三ダムがある関係で川幅が広く、下流にあるダム湖に直接流れ込んでいるような雰囲気です。普段は排水ゲート1つだけ開いてることが多いのですが、この日は大雨だったためか4つも開いてました。
気象条件によってはこのダムからの排水で、周辺一帯を濃霧が覆うこともあります。


国道41号線を少し離れ、神通川沿いに下流へ行くと神三ダムがあります。

こちらは落差がほとんどない分、ずいぶんと幅広なダムです。見学台と水面が近いため、リアルな水音が聞こえやすく、見た目以上のスリルを感じる事があります。
好天の時はゲートが一つ、少しだけ開いてる状態なため下流側も細い川筋ですが、さすがにこれだけの大雨だと川幅いっぱいの水量でした。

富山市中心街から簡単に行けるダム群と言うことで、気軽に立ち寄れる雰囲気。なんとなく巨大な物が好きとか、迫力ある物を見たいという人にお勧めの風景地です。