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富山県を中心に北陸をこっそり応援するブログ。

富山地方鉄道立山線横江駅

絵に描いたような田舎の駅です。

横江駅1921年(大正10年)に開業、この場所よりも数百メートル先に作られました。農業用水を安全に確保するための横江頭首工建設資材運搬のために設置された駅で、当時は作業員宿舎や現場までの引き込み線などがあったそうです。横江頭首工は平成20年に改修が行われ、多目的取水施設として綺麗になりました。

その横江駅手前にある集落に1931年(昭和6年)、尖山(とがりやま)駅が開業。この駅が後に横江駅に改称して今に至ります。

元の横江駅は上横江駅に改称しましたが1997年(平成9年)廃止となり、わずかにホームの跡を残すのみです。
横江駅は当初こそ駅員が常駐していましたが、地鉄の他の駅同様無人化が進み、現在は駅員がいません。駐在する人がいた当時の雰囲気が物寂しく残ります。

ホームはもともと島式ホーム2線ありましたが、今は単線のみとなってます。しかし、ホームの休憩所にはいまだに2番線の表記が残ってます。

入線する10030系電鉄富山駅行き車両、30秒ほど停車してすぐ発車していきました。

この駅から歩くこと小一時間で、旧駅名になっていた尖山の登山道に着きます。
次のエントリーでその登山もレポートします。