悪城の壁と称名滝の紅葉風景

truetearsの彫刻作品を作り、最近はアイドルマスターのキャラクターを彫刻したSyakiさんがニコニコ動画に制作過程をアップされました。

伝統工芸井波彫刻の技を堪能できる動画です。ぜひご覧ください。ご本人のブログはこちら。
http://d.hatena.ne.jp/syaki/20080907#p3

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紅葉前線が降りてきました。立山黒部アルペンルートの弥陀ヶ原周辺は既に紅葉が過ぎてました。しかし、称名滝周辺が見頃と聞き撮影に行きました。

称名滝を見に行く途中、否応なく視界に飛び込む断崖絶壁。「悪城(あくしろ)の壁」と言われる一枚岩で、高さ約500mの壁が2kmに渡って続いてます。立山の火山活動で生じた溶結凝灰岩が雪崩や称名川の浸食によって削られてできた物だそうです。
この壁面に張り付くように生えている木々の紅葉も見所。

駐車場から降りて約2km、ちょっと勾配のある坂道を登ること約30分で称名滝の展望台につきます。落差日本一を誇る滝と紅葉。とても美しい風景です。

この日は北日本放送局も撮影に来てました。夕方のニュースで流してたようで。

この称名滝の横に、八郎坂という険しい登山道があります。ここから眺める称名滝は特に絶景。ただし、ほぼ常に山陰という事で岩は苔むし、とても滑りやすく、ぬかるんだ道でかなり荒れてます。登山靴やトレッキングシューズなど、足回りの装備をしっかりさせた上で挑んでください。体力に自信のない方にはお勧めしません。下手な心構えで行くと大怪我するので注意。登り約２時間、降りは約１時間の坂道です。

こちらの写真は弘法平側の八郎坂入口。この辺りも紅葉はもう終わりに近づいてます。これから見に行く場合は、美女平やブナ坂周辺が頃合いだと思います。