67年前の8月1日夜、市街地の99.5%が焼失、約2,700人が亡くなりました。アメリカ軍による富山大空襲の慰霊祭としての意味を持つ花火大会、今年も神通川の上空で鮮やかに開きました。
富山県で一番規模の大きい花火大会。最近では集客力を見込んで、伝統行事や花火大会を土日などに変更するところが多くなってますが、上記理由により平日であってもこの花火大会は8月1日に行われます。
会場近くの富山縣護國神社は、戦没者慰霊のために作られた神社。そういうこともあって、今年も慰霊や戦争の悲惨さを語り継ぐ「万灯みたたまつり」が行われました。
今年もこの文を引用しておきます。
(引用)
私事ですが、自分の祖父も第二次世界大戦に出兵しており、生前よくその話を聞きました。ただ、必ず最後には「戦争はいけない、絶対にしてはいけない。」と繰り返し、つぶやくように語りました。
本来は純粋に平和を願うべき思想に対して、今は金銭や利得の絡んだ話が多くなり、異常に偏向ある報道が行われたり、反発して極論を当たり前のように語る流れなどがあり、複雑な気持ちにさせられます。
第九条とか自衛隊とか、正義とか悪とか、被害者加害者とか関係無く「戦争はいけない、絶対にしてはいけない。」…打ち上がる美しい花火を見上げては、祖父の言葉を思い出し、改めて語り継いでいこうと思います。
(引用終わり)
いろいろ考えることはあるものの、やはり花火というのは美しく、迫力があって良い物だなと改めて思ったり。時々、写真を撮ることを忘れてじっくり眺めてたりもしました。
毎年わりと普通の花火が多い中、ときどき妙な挑戦している花火もあって楽しいです。
笑顔
笑顔
お魚
お魚
お星様…など。これも一つの、技術の進歩ってことなんでしょうか?
もちろん普通に打ち上がる花火も美しく、連続して迫力ある花火が打ち上がったときは歓声や拍手がわき起こってました。
平和の大切さや、富山大空襲の悲惨さを語るのも大事だと思いつつ、若い世代の子が無邪気に花火見て喜ぶ姿を見て、そのまま素直に楽しむのも良い時代になったことに、誰にするわけでもなく感謝。この平和が長く続いてくれることを願っています。
最後に、今回もPC向けフルHDサイズの壁紙用意しました。どうぞ下記リンクからご利用ください。
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