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「おおかみこどもの雨と雪」舞台モデル情報 - 03

■ 舞台探訪される方へのお願いと注意 ■

・現地探訪の際には、住民の迷惑にならぬよう、マナーを守り散策してください。舞台モデルとなった所には、個人住居や学校があります。無遠慮な撮影せぬよう気をつけてください。

・このブログに掲載の内容は、個人が推測で記載してます。公式情報ではありませんので、制作会社や自治体へのお問い合わせは行わないでください。

・推測により書いてますので、実際のモデルとは違う事もあります。あらかじめご了承ください。

・作品で描かれている風景等と現地との比較を目的として画像を引用しています。画像の著作権は全てそれぞれの権利者に帰属します。


この舞台モデルには気軽に探訪できない場所があります。自分が見た感覚で「探訪難易度」をを明記しましたので、訪れたい場合の参考にしてください。

★☆☆☆☆…探訪難易度1:車や公共交通機関で比較的楽にたどり着ける場所。ただし個別に注意事項あります。

★★☆☆☆…探訪難易度2:少し体力や運転技術が必要な場所です。数十分歩いたり、細い山道を運転する必要がある場合はこのランクにしてます。

★★★☆☆…探訪難易度3:探訪には自家用車で行けない場所です。ただ、このランクまでなら一般の方も見に行けます。

★★★★☆…探訪難易度4:探訪するためには危険箇所あり、技術等必要。とても気軽には見に行けない場所はこの表記にしてます。

★★★★★…探訪難易度5:健康体で体力・技術・装備必要。登山などしないと見に行けない場所になります。


より大きな地図で 「おおかみこどもの雨と雪」舞台モデル情報 を表示


おおかみこどもの雨と雪」7月21日(土)から公開になります。自身は先行試写会に当選したおかげで先に見ることが出来ましたが、また時間作って見に行きたいと思えるくらいに良い作品でした。公開後の評判を楽しみにしています。

さて、予告編には登場してないものの、映画の作中で見え覚えある風景があったり、すでに発売中の「細田守ぴあ」掲載のロケハン日記で舞台モデル写真があったので、改めて撮影に行きました。

細田守ぴあ (ぴあMOOK)

細田守ぴあ (ぴあMOOK)


・悪城(あくしろ)の壁(探訪難易度:★☆☆☆☆)

称名滝へ向かう途中に見ることができる、長さ約2km、高さ約500mの一枚岩。長い年月をかけて称名滝が作り上げた絶景です。

春先は雪解け水などで、そのシーズンのみ流れる滝があります。映画の作中では、どうやらその時の様子をモデルにしたようです。

なお、冬期間は称名滝含めてこの辺り一帯は通行止めになります。見ることが出来るのは、通常ゴールデンウィークの少し前ぐらいから、紅葉の終わりとなる11月末頃まで。夏は称名滝へ涼を求めて混雑することありますので、渋滞に注意してください。また、夜間は安全が確認できないため通行可能時間は7月・8月は6:00〜19:00(それ以外の月は7:00〜18:00)になります。



称名滝駐車場(探訪難易度:★☆☆☆☆)

大型バスが数十台、普通乗用車も多数止めることが出来ます。平日の朝や夕方近くだとこの写真のように空いてますが、観光シーズンはもの凄く混雑します。

この写真を撮影したのは平日夕方4時頃。映画の作中に似た雰囲気は撮影できるのですが、近くのお土産物屋や喫茶店はもうこの時間なると閉じてるので、観光として来るには不向きな時間かもしれません。



称名滝(探訪難易度:★★☆☆☆)

すでに紹介してる場所ですが、改めて撮影に行ったので再度掲載。
先ほど紹介した称名滝駐車場からは、少し勾配のきつい道を30分ほど歩くことになります。

どこまでも続く悪城の壁が迫力あります。途中には大日岳への登山道や、弥陀ヶ原へと通じる八郎坂登山道もありますが、どちらもそれなりの準備をした人向きの道なので、あまり深入りしない方が良いでしょう。

称名滝自体はいつ見に行っても素晴らしい景色です。落差日本一の350mから落ちる大量の水で、夏でも涼しさを感じます。上流の室堂辺りに地獄谷があるため、風向きによっては若干硫黄臭することありますが、とても気持ちの良い水しぶきが飛んできます。

しかしここでは、あえて午後3時以降の晴れた日の見学をお勧めします。

称名川は東西に延びており、その東側に称名滝があります。そのため、太陽の日が上手く差し込むとこの写真のように、虹が発生します。順光にもなるので、写真を撮ることを考えても、午後の撮影がおすすめです。

ただ、立山はあまりにも大きすぎて雲をせき止めてしまう場所でもあるため、午後も良い天気というのはそんなに多くありません。特に午後で厚い雲があるようだとまずその後に晴れることは無いので、その場合は早めに諦めた方が良いでしょう。

「虹と称名滝」が撮れなかったとしても、迫力ある場所なのは確かで、富山を代表する風景地の一つ。一度は立ち寄られることをお勧めします。


今回追加分は以上になります。すでに確認済みの舞台モデル情報などについては、下記アドレスのエントリーに全てまとめてありますので、参考にしてください。
http://d.hatena.ne.jp/inoue1024/20120611/1339340829

るるぶ富山 立山 黒部 五箇山 白川郷’12?’13 (国内シリーズ)

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