何人かから、以前アップした石の写真について綺麗に撮る方法を聞かれたので紹介します。とは言っても、やり方は独自の方法で、本当はもっと効率良い方法があるかもしれません。一番良いのはミニスタジオの購入ですが、それができない方、そこまで本格的にする気はないという方のために、ちょっと参考になる程度のお話を書こうと思います。
こちらが今回撮影した鉱石写真。この写真を撮る様子をお見せします。この方法については、鉱石に限らず小物全般で活用できると思います。
まずはテーブルをウェットティッシュとエタノールで拭き掃除。埃や毛、指紋や油膜等拭き取ります。撮影時には気にならなくても、写真で見ると意外に目立って気になるものです。気がついたらすぐ除去しましょう。
次に飾り付け。ここではおおよその形だけ作ります。
ここで必要になるのがテーブルライト。屋内の光だけでは意外に暗いので、しっかりと光量を確保する必要あります。逆に言えば光量さえ確保すると、どんなデジカメでもかなり綺麗に撮すことができます。テーブルライトは、なるべく楽に方向変えられるタイプを選ぶと良いでしょう。
こちらが実際の撮影風景。テーブルライトはかなりぎりぎりまで近づけます。今回は３脚とリモコン使ってますが、これだけ光量あれば手持ち撮影でも十分です。
こうして撮影したのが、このエントリー一番上の写真です。そんなに特別なことは行っておらず、したのはほぼ、光量の確保のみです。
この状態で撮影行えば、携帯で撮ってもそれなりに良い写り方します。
あと特別な注意点としては、ホワイトバランスの設定があります。この設定変更方法については、多少面倒でも説明書を必ず読んで把握をしましょう。設定が間違ってると、色合いがこうなったりします。
白熱球の色に対して補正がかかりすぎた例です。ほかにも、オートモードでは意外に正しく認識してくれない場合あります。
きちんと白色が白として現れる設定にしたら、ほかの色も鮮やかに写ります。この設定は大事です。
石でなくても、手持ちの小物を綺麗にとりたいと思った場合、こんな感じで光量を確保し、ホワイトバランスをきちんと設定すれば、まず大丈夫です。
以上、簡単ですが綺麗に小物を撮影するためのアドバイスでした。
