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立山黒部アルペンルートの秋風景

これから載せる3枚の写真は、富山県20km範囲で全て10月18日に撮影したものです。
富山県を代表する観光地、立山黒部アルペンルートは多様な秋の風景を楽しめるシーズンとなっています。

立山駅(標高475m)入口にあるカツラの木は、色づき始めたところ。


黒部ダム周辺(標高1,470m)は紅葉の見頃。


そして、室堂(標高2,450m)は一面の雪景色。





ケーブルカーや高原バス、トロリーバスやロープウェイを乗り継いでゆくこの観光ルート。この美しい秋の風景を楽しもうと、平日でも沢山の来訪者がおりました。

16日頃通過した台風26号の影響で標高1.800m辺りから上は雪景色となり、室堂周辺は一面の銀世界。みくりが池から眺める立山連峰は思わず感嘆の声をあげるほどの美しい風景となってました。

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途中、もっと紅葉風景が楽しめると思ったのですが、どうやら台風の影響が強かったらしく、16日までに紅葉していた木々の葉はほとんど全て飛ばされてしまったようです。そのため、17日以降から紅葉したところ以外は枝だけという寂しい風景のところが多々ありました。


黒部平で撮影したナナカマドの実。台風が無ければこの後ろも色鮮やかな風景だったと思われます。

この写真の左側が台風通過前に紅葉してたところ、右側が通過後に紅葉していったところのようです。


そのような中、この日見頃だったのは黒部ダム周辺。いつもは展望台から眺めるだけでしたが、せっかくならと黒部湖遊覧船ガルベに乗船し、湖面から紅葉風景も撮影してみました。


おおよそ30分の周遊ですが、船着き場に戻ったときは「もう30分たった?」と思うくらい、風景に見入ってました。立ち寄った際、時間に余裕あれば是非ともこの湖面からの景色も眺めることをおすすめしたいところです。

・湖面から眺めた黒部ダム

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・湖面から眺めた富山側の紅葉

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不思議と黒部湖の富山側と長野側で植生が違っており、長野側は紅葉の無い針葉樹林が中心、富山側は紅葉する広葉樹林が中心。長野側の切り立った崖に生える木々の風景も良いのですが、今の季節は富山側の色づいた山々が特に楽しめます。


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もう数日したら、この黒部湖周辺も紅葉が終わり雪景色に。そして長い冬のお休み期間になります。富山県側は称名滝や美女平周辺が最後の紅葉風景地で、見頃は10月下旬頃の見込み。時間あれば、ぜひこの多種多様な景色を楽しめるアルペンルートへ立ち寄られることをオススメします。


紅葉情報や運行情報等、詳細は立山黒部アルペンルートのオフィシャルガイドサイトにて確認してください。
http://www.alpen-route.com/