富山には沢山の紅葉名所がありますが、今日はその一つ、有峰林道へ行ってきました。残念ながら天気は良くなく、有峰ダム周辺は既に紅葉が終わりかけの雰囲気でしたが、それなりに鮮やかな風景を楽しむことができました。
有峰ダムは1960年（昭和35年）に完成したダムで、周辺は自然公園として親しまれてます。ただ、ここへの道は険しく、土砂崩れも多いため、通行は朝６時〜夜６時までと定められてます。また、冬期は全て通行止めとなります。
今年は9月の大雨で、富山側から入るメインルートの小見線で土砂崩れが発生、迂回路として小口川線が使われてます。
富山ではV字谷だと黒部峡谷が有名ですが、こちらも迫力ある風景が広がってます。
特に今の時期は紅葉が色鮮やかで見入ってしまうくらいの美しさです。今は有峰ダムまで向かう途中の方が綺麗です。しかし道は川底まで200〜500mの山肌を通ってるので、脇見運転に注意。落ちるとただの怪我で済みそうにありません。
運が良ければ野生動物に会うこともできます。今日は親子のサルに会うことができました。他にもカモシカに会えたりもします。ただ、クマもよく現れるので、散策路を歩くときは熊鈴が必須です。
雨が酷くなると通行止めになったりもしますが、車で立ち寄れる風景地としてはかなり良い所です。今年は既にシーズンが過ぎてしまいましたが、新緑の季節も非常に良い風景地となるので、来年の開通後に立ち寄るのもお勧めです。
