越前市伝統産業の一つ、越前和紙。この紹介にかなり力入れてるようで、「越前和紙の里」という集合施設があったり、その伝統工芸を伝えた人を祀ってたりと、独特の雰囲気あります。
紙漉きの業を伝えた女神・川上御前を紙祖の神として祀っている岡太神社・大瀧神社。福井にある神社やお寺の多くが、かなり趣ある雰囲気です。
越前市伝統産業の一つ、越前和紙。この紹介にかなり力入れてるようで、「越前和紙の里」という集合施設があったり、その伝統工芸を伝えた人を祀ってたりと、独特の雰囲気あります。
紙漉きの業を伝えた女神・川上御前を紙祖の神として祀っている岡太神社・大瀧神社。福井にある神社やお寺の多くが、かなり趣ある雰囲気です。
今回の福井映像は小ネタ感。
鯖江市にある「めがねミュージアム」。めがねフレームの歴史や製造過程の紹介をしている展示室、制作体験教室、販売フロアなどが併設されている建物。
鯖江市はメガネフレームが国内シェア9割、世界シェアでも2割占めているという主要生産地。そのこともあり、このような博物館ができたようです。
館内は基本的に撮影禁止の場所が大半ですが、展示室の一部は可能との事でしたので撮させて貰いました。
メガネフレームの歴史や、昔の制作風景などの紹介。著名人のメガネコーナーは撮影禁止。
こういうの見ると、妙にワクワクしますね。
ちょくちょく、イベントも開催してるようなので下記公式サイトで確認すると、面白い事あるかもしれません。
・「めがねミュージアム」 | MEGANE MUSEUM
http://www.megane.gr.jp/museum/
仕事の都合でしばらくの間、福井県に滞在していました。
本当はもう数ヶ月いる予定でしたが、現地部門が落ち着いた様子なのでまた早々に富山へと異動。短い間ではありましたが、いくつか印象的な風景地の撮影もしてきました。
まずは福井を代表する風景地の一つ、東尋坊。そこと併せて紹介されやすい雄島の写真と映像をアップします。東尋坊も雄島も2009年に撮影来た事あるのですが、その時は2月の雪が降る天候だったため、激しい日本海の風景だけ写した印象となりました。今回はとても好天に恵まれ、美しい風景を撮る事できました。
東尋坊につくとまず出迎えてくるのが東尋坊タワー、入館料500円。天候良ければ周囲を見渡す事できますが、東尋坊自体は海に向かっての崖なので見る事出来ません。中は凄く昭和テイスト。以前よりもより色濃く昭和感となってたので、今回は登らずにまっすぐ東尋坊へと向かいました。昭和テイストの土産物屋を200mほど歩くと、名勝東尋坊が広がります。
散策時のお勧めはこちらの東尋坊・雄島遊覧船。一周約30分、午前9時〜午後3時30分営業、冬期12/29〜1/31や荒天時は全便運休。大人(中学生以上)1,400円、小人(小学生)700円。
東尋坊と雄島のいわれや特徴、名所など一通り軽快なトークで聞く事できます。東尋坊・雄島は観光ガイドやネットには総評としての話はあるものの、個別の特徴みたいな話はとても少ないです。先に聞いておく事で、よりこの場所が楽しめます。
東尋坊の中で最大落差を誇る「大池」の崖、約23メートル。7階〜8階建てのビルと同じくらいの高さ。国定公園に指定されてるため柵など無く、すぐ側まで立ち寄れます。迫力ありますが足下注意。
東尋坊を南側へ歩くと、少し開けた場所があります。この写真の場所は千丈敷(せんじょうしき)と呼ばれ、階段があるおかげで波打ち際まで降りやすい場所です。そのためかドラマの撮影にもよく使われる場所とのこと。
この開けた場所は自然にできたのではなく、明治11年〜15年に築造された三国港突堤(エッセル堤)の建築資材として切り出された跡。地質学的な貴重さが認められたのはその後で、昭和10年(1935年)に国の天然記念物・名勝指定となりました。残ってたとしたら、ここもかなりの柱状節理があったものと思います。
基本的にどこの崖も柵は無し…足下に注意しながらの散策となります。
観光パンフレットなどでよく使われる三段岩。こちらの平坦な場所も、三国港突堤の建築資材として使われた跡とのこと。とはいえ、まだこれだけ残ってるだけでも風景として面白い形ではあります。
自身は撮影しながらじっくり見て回ったので、4時間近く滞在しましたが、通常の観光であれば遊覧船乗車を含めても2時間程度あれば十分見て回れる様子。遊覧船乗車券とセットで買える越前松島水族館入場割引券もあるので、そちらを見て回るのも楽しいと思います。
自分はこの後、もう一つの風景地、雄島へと向かいました。
周囲約2kmという小さな島ですが、30メートル以上の崖、照葉樹林帯、草原地帯、岩場という多彩な表情を持つ島。島には自販機やトイレなど無いので、体調と準備を整えてからの散策がお勧めです。
遊歩道を時計回りに進むと現れる大湊神社。雄島にある数少ない建築物の一つで、大宝元年(701年)頃からあるという歴史ある神社、天正の兵火(1,573〜1,591年)頃に焼け落ちたものの、元和7年(1,621年)に再建。航海・漁業の守護神として祀られてます。
本殿から振り返ると、正面に東尋坊が見えるようなっています。
入口や神社辺りになる島の東側は照葉樹林帯。神の島として島全体が崇められてたとのことで、木々が原生林に近い状態で残されています。対馬海流に乗ってきた種による南の植生が多く、冬でも落葉しないため、どことなく鬱蒼とした雰囲気がありながらも、貴重な原風景が広がってます。
島の西側に行くと視界が一気に広がり、草原地帯と岩場が広がります。東尋坊とは逆向きにそびえる柱状節理。
岩場の間をあるくと、夏でも冷たい水がわき出てる場所や、地場が狂う岩場があるようですが、撮影時は熱波がきており、この時点で少しバテ気味となってました。なので風景として地味そうなところは飛ばし、先へと進む事に。
草原地帯にゆくと、ひときわ目立つ灯台。昭和29年(1,954年)から点灯開始した雄島灯台。約23km先まで光達、最近は太陽電池と高光度LED灯器で稼働してるそうです。
近くには海上保安庁所有の密入国者監視小屋があるはずなのですが、遊歩道からは見る事出来ず…。遊覧船からだとはっきり見えたので、多い茂った草をかき分ければ見つけられたと思うのですが、そこまでして撮そうと気もなかったので諦めました。
撮影時、草原地帯にはコオニユリの花が至るところで咲いており、風に揺れる橙色の花が印象的でした。
こんな感じで島をぐるっと一週、じっくり撮影しながら歩いて約1時間半。普通に歩けば小一時間で十分見て回れると思います。
東尋坊も雄島も場所柄色々言われる事ありますが、現地ガイドの人はむしろネタにもしている様子。そして天気の良い日に訪れればこのような良い風景が広がってます。ぜひ、日本でもここにしか無い絶景地、楽しんで貰えればと思います。
東尋坊周辺についての観光案内は下記サイトを参照ください。
・みくに観光まるごとナビ
http://www.mikuni.org/010_spot/tojinbo/
東尋坊・雄島遊覧船については下記サイトを参照ください。
・東尋坊観光遊覧船株式会社
http://www.toujinbou-yuransen.jp/
余談ですが…
東尋坊は最近、恋愛成就や出会いの場としてのアピールも多いようで、平日の散策でしたが年配観光客だけでなく若い女性グループによる来訪も多く目立ちました。
自分のカメラ機材を見て「プロのカメラマンさんですか!一緒に見て回りませんか?」とお誘いも数件…今まで撮影時にそういう誘い受けるの初めてです。
ここの風景を撮ってたら、もしかしたら、もしかするかも…?
■ 舞台探訪される方へのお願いと注意 ■
・現地探訪(俗称:聖地巡礼)の際には、住民や通行人の迷惑にならぬよう、マナーを守り散策してください。舞台モデルとなった所には、公共施設等あります。無遠慮な撮影にならぬよう気をつけてください。
・このブログに掲載の内容は、個人が推測で記載してます。公式情報ではありませんので、制作会社や自治体へのお問い合わせは行わないでください。
・推測により書いてますので、実際のモデルとは違う事もあります。あらかじめご了承ください。
・作品で描かれている風景等と現地との比較を目的として画像を引用しています。画像の著作権は全てそれぞれの権利者に帰属します。
第九話・第十話では黒部峡谷以外の主立った風景は無く。
城の跡などはモデルがあると思うのですが…そのうち出てくれるであろう、設定資料集や、スタッフの発言があることに期待。
いずれの風景地も、黒部峡谷鉄道からの風景でしか眺める事できません。勝手に谷へ降りてくのは…いる人いるらしいけど沢登りできるレベルの人以外は自殺行為ですので注意。
黒部川の様子…ここ近年のダムや砂防工事により、以前ほど深い谷という感じでは無くなりました。景観という点からいうと、無骨なV字谷が無くなった事で残念がる反面、崩落の進行が遅くなり治水面では洪水の心配が格段に減ってます。
出し平ダムの風景。こちらも鉄道から眺める事しかできませんが、緑の美しい風景を楽しめます。
なお、秋は紅葉風景地。この時期に眺めるのもお勧めです。
黒部峡谷は夏と秋に動画で撮影しているので、こちらの動画も是非ご覧ください。
■ 舞台探訪される方へのお願いと注意 ■
・現地探訪(俗称:聖地巡礼)の際には、住民や通行人の迷惑にならぬよう、マナーを守り散策してください。舞台モデルとなった所には、公共施設等あります。無遠慮な撮影にならぬよう気をつけてください。
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・作品で描かれている風景等と現地との比較を目的として画像を引用しています。画像の著作権は全てそれぞれの権利者に帰属します。
本職の都合で富山を9月頃まで離れることになりましたので、更新速度が遅くなります。ご了承ください。
七話登場の風景は特定できませんでしたが、八話では立山町千垣集落の風景が登場。
家の形はそれぞれパーツを組み合わせた印象、山の形はそのままのようです。
作中のようにお寺があるのでモデルかな?と思いましたが、形は全く違いますので何かしらのモチーフになってるかもしれませんが、モデルではありません。周りは普通の民家ですので探訪時は周辺への配慮をお願いします。
あと、なにげに立山黒部アルペンルート立山駅への主要ルートなので、交通量かなりあります。作中のような静かな田舎道ではありませんので、その点も注意してください。