こっそり支援

富山県を中心に北陸をこっそり応援するブログ。

城端むぎや祭2013

今年も華やかに、優雅なお祭りが行われました。

南砺市城端で数百年続く伝統のお祭り。由来については諸説あるようですが、平家の落人たちが都を偲んで唄い踊ったのが麦屋節の始まりだと言われています。

今年は9月14日・15日の2日間でしたが、15日は雨のため町流し等中止となり少し残念な様子だったようです。自分は幸い好天に恵まれた14日に立ち寄り、久しぶりに祭の撮影をしてきました。

本当は高画質で祭の雰囲気を伝えたいところですが、肖像権の関係もあるのでその辺りを考慮した写真は低画質で掲載。

それぞれの町流しを眺めるだけで、時間は飛ぶように過ぎていきます。

町内によっては、富山県の代表的な民謡「こきりこ節」を披露したりしてました。南砺市限定配信アニメ「恋旅」でも触れられてましたが、間近で見ると意外に迫力のある踊りです。

大通りや、じょうはな座の近くでは民謡を現代風アレンジして踊り披露する「じゃんとこいむぎや」も開催。地元小学生グループなどの出場もあり、保護者の方々が一生懸命我が子の雄志を撮影したり応援してたりと、ほほえましい光景もありました。



今回は例年と違い、善徳寺が改修中につき山門前に特設会場が作られて、演舞披露されてました。

フルHDサイズ http://f.hatena.ne.jp/inoue1024/20130915230845

町流しの風景や、今までどおり境内での演舞も良いのですが、この大きい山門の前で行われる優雅な踊りは、まるでアーティストのコンサートを見てるかのような気分。

夜になるとさらに艶やかさも加わり、まるで異文化の風景を見てるかのような美しさがありました。


フルHDサイズ http://f.hatena.ne.jp/inoue1024/20130915230835


自分はこの時期、どうしても仕事が忙しいため見に来ることがなかなかできず、5年ぶりの来訪となりましたが、以前と変わらない美しさや気品、優雅な雰囲気のあるお祭りでした。今後も変わらず続いてほしい文化であり、芸術であってほしいと思います。


今年の城端むぎや祭詳細については、下記公式サイトをご覧ください。
http://www1.tst.ne.jp/johana-k/festival/mugiya/