富山市では毎年11月頃から翌年3月頃まで、オオハクチョウが渡来する田尻池という場所があります。もともとは農業用水のため池でしたが、いつのまにかオオハクチョウが越冬する場所となりました。
最近ではカモやハジロも沢山住むように。人間慣れしてるためか、1m近い至近距離からでも撮影できます。
ただし、エサの持ち込みは厳禁。水質汚染や病気蔓延の原因となるので、眺めるだけにしましょう。また、野鳥が怖がるのでペット類の持ち込みも禁止です。
エサは地元自治会の方が、決まった量だけまいてます。朝は9時頃、夕方は4時半頃行っているそうです。
最近は白鳥よりもカモやハジロが沢山住み着くようになったためか、白鳥たちは昼の間、千里の休耕田などにでかけることも多くなったそうで。夕方になるとまたここに帰ってくると言うことで。夕方5時頃、ぞくぞくと舞い戻ってきました。
「成鳥は全長約140cm、翼長60cm、体重は10kgを越え、空を飛ぶ生物としては限界の重さである。」とWikipediaにありましたが、それだけ巨大な生物が沢山舞い降りる瞬間はかなりの迫力。眺めていた他の見学者も感嘆してました。
全体的に灰色の毛に覆われたのは幼鳥。これからどんどん育っていきます。
場所は北陸自動車道富山西ICから車で5分ほどの、静かな農業地にあります。カーナビの案内などでは出てこない可能性が高いので、事前に場所の確認をしっかり行ってから行くようにしましょう。詳細な場所はこちらになります。
http://map.yahoo.co.jp/pl?type=scroll&lat=36.67652731&lon=137.11280744&sc=3&mode=map&pointer=on&home=on&hlat=36.69279806&hlon=137.21671111