■ 舞台探訪される方へのお願いと注意 ■
・現地探訪(俗称:聖地巡礼)の際には、住民や通行人の迷惑にならぬよう、マナーを守り散策してください。舞台モデルとなった所には、公共施設等あります。無遠慮な撮影にならぬよう気をつけてください。
・このブログに掲載の内容は、個人が推測で記載してます。公式情報ではありませんので、制作会社や自治体へのお問い合わせは行わないでください。
・推測により書いてますので、実際のモデルとは違う事もあります。あらかじめご了承ください。
・作品で描かれている風景等と現地との比較を目的として画像を引用しています。画像の著作権は全てそれぞれの権利者に帰属します。
■ クロムクロの舞台モデルや関連地の情報をGoogle Mapにまとめました。参考にどうぞ。 ■
https://www.google.com/maps/d/embed?mid=1jesOfbOrYEh7qpHBBm9p5aViXd0
久しぶりのクロムクロ舞台探訪更新になります。
物語はほぼ終盤へと入り、ほぼまとめに入ってきてる印象、どのような展開となるのか楽しみです。
舞台情報では、富山県ロケーションオフィスによる探訪マップが配布され、オフィシャル的にも散策しやすくなりました。
今回は探訪マップに載ってない非公式な舞台、主にあんこうさんの記事を参考に巡りました。
http://let2photonanode.blog.fc2.com/blog-entry-25.html
・第十三話
市街地戦のモチーフは、電鉄黒部駅前交差点や、大町交差点、北陸銀行黒部支店辺りまで商店街。多数の建物を組み合わせている様子。車で散策の場合、電鉄黒部駅前にコインパーキング有り、1時間100円。
以前からよく登場していた立山モールは、黒部市国際文化センター「コラーレ」をモチーフにしてるのではないかと推測されてます。言われてみれば確かに似ている部分あり。
・第十四話
県鳥に指定されている雷鳥、描かれてるのはメス。何気にこの際の作画はスゴイです。雷鳥は一応羽根はあるものの、あまり飛ばず滑空する程度がほとんど。そういうリアルな動きと鳴き声だったことに、アニメだからと手を抜かず描写してることが嬉しかったです。
この回、主戦場となった地獄谷。気象庁や学術的には弥陀ヶ原火山、立山火山とも呼ばれてます。常に火山ガスが噴出しており、2012年からは周辺への立ち入りが禁止されてますが、近くの散策路から一望できるようにはなってます。
自分は以前からよく散策してる場所だったので、立ち入り禁止前に撮影している写真がありました。
2010年10月中旬撮影。以前は遊歩道から離れた所からガスが出てたのですが、この時からすでに遊歩道の真ん中から熱水泉や火山ガスが吹き出てたりしており様子が変わってました。東日本大震災以降、一時地震活動が活発になったり、ガスの噴出が活性化したとのことで2012年から全面立ち入り禁止に。その後、活動は小康状態になったものの、ガスの濃度が高く安全が保証できないとの事から、近くの遊歩道通行止めが続いてます。
2014年の御嶽山噴火の後は消防署の視察もされてましたが、現在は迂回路の建設を検討してるようです。またこの風景を間近で見られるようになって欲しいところ。
日本一の落差350mを誇る称名滝。東京タワーが333mなので、それよりも高いです。「おおかみこどもの雨と雪」にも登場した風景地。
・第十六話
富山の風景オンパレードで嬉しい回でした。
立山駅すぐ近く、真川橋梁の風景。立山駅は1970年(昭和45年)まで千寿ヶ原駅と言われてました。現在もここの住所は立山町千寿ケ原となってます。
のどかな田舎の駅、横江駅。この近くは集落もありますが、富山県内では有名なミステリースポットとして名高い尖山(とがりやま・とんがりやま)があります。
人口ピラミッド説のある整った円錐形、駅から山頂までほぼ一時間半で登れる気軽な山です。登山レポートは以前ブログに書いてますので、興味ありましたらどうぞご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/inoue1024/20110807/1312725487
2008年度ストアデザイン賞最優秀賞を受賞したことで有名なスタバのある、富岩運河環水公園。ドローンの使用は禁止になったようですが、作中のとおりコスプレ撮影やモデル撮影は他の方の迷惑にさえならなければ自由な様子。最近はポケモンGOのレアモンスターがでるスポットとして有名なためか、平日でも混雑してるようで、近くの無料駐車場はいつもほぼ満車状態です。
廃墟になったファボーレ。富山県の東側(通称、呉東地区)では一番大きいショッピングセンター。ちなみに西側(呉西地区)では高岡イオンモールが一番大きいショッピングセンター。
ただどのような都合かはわかりませんが、管理会社よりファボーレ敷地内での撮影はご遠慮くださいとの事なので注意してください。
公式に舞台マップが出た事を考えると、今後は新しい風景地の登場は無いかな?と思いますが、それを別にしても先の気になる展開、最終話までしっかり見ていこうと思います。
あと、高志の国文学館で開催中の企画展「面白い箱!アニメづくりのスタジオの中へ」で、伝統工芸高岡銅器によるクロムクロ胸像が展示されたようです。
富山きときと空港2階では作中に登場した特大おにぎり再現したのを土日限定で販売とのこと。こちらも面白そうです。